私は羽生善治九段の大ファンで、対局はすべて見ております。羽生九段が勝てばテンションがあがり、負ければめちゃくちゃ下がります(笑)
本日は将棋界のスーパースター羽生善治九段の伝説についてご紹介します。
伝説1:史上3人目の中学生棋士
全国で600万人以上と言われる将棋ですが、現役プロ棋士の数は例年160~170人ほど。
全体の0.003%ほどになる超エリート集団です。全国の将棋少年たちが幼いころから棋士を目指して対局と勉強を繰り返しますがプロになれるのは1年で原則4人だけ。その中で、羽生九段は中学生で既に四段昇段を果たし、プロ棋士となりました。
伝説2:タイトル獲得数99期で歴代一位
平成時代のタイトル保持者一覧を見ると、どれだけ羽生九段が多くのタイトルを獲得してきたかがわかります。その数、実に99期で歴代1位です。(2位は大山康晴先生の64期です。)
2018年度の竜王戦でタイトルを失い、27年9カ月ぶりに無冠になりました。獲得したタイトルの数は、序列で並べると竜王7期、名人9期、王位18期、王座24期、棋王13期、王将12期、棋聖16期です。生涯に1度タイトルを取れれば、すごいとされるタイトルを99回も取っているとはとんでもない記録なのです。
これだけ多くのタイトルを獲得していれば、関連した記録もいくつも生まれます。有名な記録としてはタイトル7つを同時に獲得した「七冠独占」です。この記録は羽生九段が25歳の時に達成されました。また、この7つのタイトルで永世称号の資格を得た「永世七冠」も最近では一番有名ですよね。また王座で記録している24期は、同一タイトルの獲得数として最多。この王座戦では、19連覇という大記録も作っています。王座と言えば羽生九段みたいところがありました。
伝説3:一般棋戦優勝回数45回で歴代一位
一般棋戦の記録でも羽生九段はすごいものを残しております。優勝回数45回は歴代最多。「名誉NHK杯選手権者」は、優勝10回が条件というハードなものですが、羽生九段は11回優勝でこれをクリアしており、唯一の有資格者になっています。このほかにも、羽生九段が出場資格を得られる朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の3棋戦においては、それぞれ5回ずつ優勝を果たしています。マジですごいです。
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