・資産運用として投資を始めたいんだけど、気を付けることある?
・生活防衛資金って必要?
このような悩みを持たれている方たくさんいると思います。
資産運用を行う時に重要なことが『生活防衛資金の確保』です。
『生活防衛資金』があれば、安心して投資にチャレンジすることができます!!!
家計の状況を把握し、お金を増やすフェーズへ入るときに預貯金をすべて投資に回すのはリスクがあるので詳しく説明していきたいと思います。
生活防衛資金について
万が一の時にすぐに利用可能なお金のこと
万が一の時とは、
- 収入が無くなった時(けがや病気などで働くことができなくなったなど)
- 思わぬ出費が発生したとき(マイホームや車などを購入した、事故を起こしたなど)
などで、急にお金が必要になった時にお金がなくて引き出せない状況だと困ることになると思います。万が一の時に備えて、生活を維持できるように『生活防衛資金』を確保しておくことがめちゃくちゃ重要なんです!!!
生活防衛資金はどれくらい必要?
1か月の生活費から生活防衛資金を計算しよう!
生活防衛資金は、万が一の時に必要なお金です。1か月の生活費からどれくらい必要か計算します。
用意する資金としては、家族構成やライフステージなどによって大きく変わってきます。ここでの金額はあくまで目安なので、自分の生活費をもとに計算しましょう!
独身の場合は生活費の3か月分を用意しよう!
生活費の3か月分(50~60万円)を用意しておきましょう。転職や引っ越しを考える際にも、3か月暮らせるだけのお金があればひとまずは安心でしょう。
子供のいない夫婦の場合は、生活費の3~6か月分を用意しよう!
2人合わせて3か月生活できるだけの貯金(80~100万円)を用意しておきましょう。
夫婦の片方だけが働いている場合は生活費の半年分(160~200万円)を用意しておきましょう。
子供のいる夫婦の場合は、生活費の1年分を用意しよう!
子供がいる場合は、支出を減らしにくく生活レベルも下げにくいことがほとんどです。
また、住宅ローンの支払いが伴うケースも考えて、生活費の1年分くらいは用意しておくことをおすすめします。
生活防衛資金を用意するときの注意点
生活防衛資金を低く見積もっていて、万が一の時のお金がない。
といったことがないように気を付けましょう。
- 積み立てていた保険を解約した。
- 保有していた株を売却した。
といったことをしてしまうと、非常にもったいない。
※私もマイホームの頭金で保有していた株を売却しました。さすがにマイホームの頭金までは生活防衛資金として用意できていなかったので仕方ないのですが。。。
生活防衛資金のため方
生活防衛資金はメイン口座とは違う銀行口座で用意しよう!
給料が入ってもほとんど手元に残らない人の多くは、“口座にお金があると使ってしまう”からでし。それを防ぐためには、まず生活防衛資金を入れておく口座を作るのがおすすめです。
『生活防衛資金』は万が一の時に生活を維持するお金なので、手軽に引き出せないようにすることが重要です。
生活防衛資金は、自動送金機能のある銀行を使おう!
自動送金機能のある銀行を使えば、『決めた日にち』『決めた金額』を自動的に貯めることができます。
私がおすすめする銀行は、楽天銀行です。お金を送金するときの手数料も無料ですし、金利も0.1%と非常に高いのでおすすめできます。
※ランクによります。
生活防衛資金が貯まったら、積立投資を始めよう!
生活防衛資金を確保しつつ、積み立て投資を始めよう!!!
すでに、『生活防衛資金』が3~6か月分ある方は積み立て投資を始めましょう。
積み立て投資は小額から始められます。まずは、つみたてNISAを始めることをおすすめします。
つみたてNISAについて知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
『生活防衛資金』とは、万が一の時に生活をするために非常に重要なお金となります。
用意する金額は生活費の3~6か月分貯めることをおすすめします。
また、自動送金機能のある銀行を使用することで、毎月定額の資金を貯めることができ、ついつい使っちゃうといったことがなくなります。
『生活防衛資金』を用意することは、投資でお金を増やす資産運用のスタートラインです。
まずは、老後に備えて資産運用を開始できるように、生活防衛資金を確保しましょう!
コメント